レオパと快適に暮らすためには レオパの特徴や体について知っておくことは、とても大切なことです。それはレオパの適切な飼育にも役立ちます。
😀せいたろ 「しっぽ フリフリ 嬉しいのかな?」
👩あたし 「犬かよ」
レオパの体を知ろう
レオパの特徴
英名 レオパードゲッコー(愛称はレオパ) 和名 ヒョウモントカゲモドキ
パッチリとした目でまぶたがあり、ゆっくりとした動きで性質は温和。
パッチリとした目でまぶたがあり、ゆっくりとした動きで性質は温和。
豹柄とぷっくりとしたしっぽが最大の魅力。 仕草や表情がとてもかわいく 世界中で人気もの。
爬虫類のアイドル的存在。 たくさんのモルフ(美しい模様や色などの系統)と飼育が簡単なことも人気の理由です。
分類 ヤモリ科トカゲモドキ亜科アジアトカゲモドキ属
分布域 インド北西部からパキスタン アフガニスタン南部にかけて
体の大きさ 全長 18~25㎝くらい 体重 40~80gくらい
寿命 平均10年らい
性質 温和で夜行性
魅力的なしっぽ
健康な体の目安は しっぽの太さが首の太さと同じくらい。
しっぽが太いということは、しっかり栄養が蓄えられているということ。
もし、前よりしっぽが細くなったら体調を崩している可能性があります。
しっぽをフリフリしているのは えさを狙っている時や威嚇をしている
時なんです。
😀せいたろ 「あら~ 嬉しいんじゃないんだ」
外敵に襲われて身の危険を感じた時、自分でしっぽを切り捨てます。
それは、外敵が切り捨てたしっぽに気を取られているすきに逃げて身を守るためです。
この行為を 自切(じせつ)といいます。レオパも自切をしてしまうことがあるので、突然大きな音を出ししてレオパをびっくりさせたり ハンドリングの時に強くしっぽを引っ張ったりしないように注意しましょう。
しっぽが切れたあとはまたはえてきますが、少しみじかく先のほうは丸みをおびてきます。カラーや模様も元のしっぽとは違ってきますが 健康上は問題ありません。
この新しいしっぽは 「再生尾(さいせいび)」 といいます。
👩あたし 「トカゲのしっぽ切りだ~」
😀せいたろ 「ニニロのおとしものだ~」
👆しっぽをなくしたトカゲのニニロが大事なしっぽをさがす絵本
オスとメスの見分け方
レオパのオスにはお腹側の後ろ足付近に 「前肛孔(ぜんこうこう)」と言うアーチ状のラインと しっぽの付け根付近に 「クロアカルサック」と言う 2つのコブがあります。
このコブなかに 「へミペニス」と言う生殖器官が収納されています。
メスはこの特徴は見られませんが、レオパの体系の個体の差もあるので、初心者には見分
にくいようです。
1年くらい成長した大人のレオパにならないと プロでも見分けることはできません。
👩あたし 「レオパベビーやレオパヤングはまだわかんないのね」
😊せいたろ 「オレ、飼えればどっちでもい~よ~」
からだのいろいろ
👃 鼻・・・穴があり、匂いをかぎわける。
👄 口・・・舌は太く先は割れていない。たくさんの細かい歯がある。めったに噛みついたりしない。鳴くことはほとんどないが、臆病な子供のときは危険を感じるような非常事態のとき 「ギャッ」と声をあげることがある。
👂 耳・・・耳の奥に鼓膜があり 音に反応する。大きな音で驚かせないように。
💪 体表・・・すべて鱗におおわれている。さわると柔らかくて気持ちいい。
腋下(えきか)ポケット
前足の付け根には腋下ポケットという窪み
があります。
しっぽに蓄えきれない栄養分
をここに蓄えます。
この部分が膨らんでいたら 肥満気味かも
しれません。
個体に差があるので一概にはいえないです
が、肥満は寿命を縮めてしまうこともあるので えさの与えすぎはほどほどに。
脱皮する
レオパにとって脱皮は健康にかかわる大切な要素。新陳代謝とともに体のダニや垢を落と
すためと言われてます。
脱皮の頻度は大人のレオパで2週間~1ヶ月に1度くらいです。むけた古い皮は食べてしま
います。1度の脱皮に2日~3日かかります。
初心者でも飼育が簡単といっても 脱皮不全にならないように注意が必要です。
😀せいたろ 「オレも脱皮するぞー‼」
👩あたし 「ん~ ムリだろ」
脱皮不全で皮が残ってしまうと 残った皮が乾燥して壊死してしまうことがあります。
温浴で残った皮をやさしくとってあげます。ここ大事です。
👩あたし 「ベビーせいたろの沐浴もできたから レオパの温浴もできるかな」
💛おわりに
初心者でもレオパの飼育は比較的簡単ですが、レオパは平均寿命は10年と長いですので
いろんな環境を整えてお迎えしたいですね。
では また~